前回の内容はこちら
シアルジードのアジトからサースペンド星に向かって帰還するターボ(エヌスク)達
しかし、アジトを訪れる際に同星ウィンガルーダ星、シャラマー帝国から乗せて来たファニーとサメになってしまったマックスを下ろした。
ファニーからしたら大損害、夕方以降彼女は魔法薬の工房を開けようと思っていたものの完全に夜になってしまった他に、魔法薬の爆弾数十発を使ってしまっている。
またマックスはサメに化れるヘンゲリストだが本の蛇の姿を見てに戻らなくなってしまったからだ。
が2匹は別に怒ることもなく、先ほどまで会っていたシアルジードやフィットネ、ターボ(エヌスク)の妹ヴェーゼをよく思っているとのことだった、
マックスは、近い内に神蟲(サーバーバグ)にDNA診てもらい魔力等を調節するまでは、蛇には戻ろうとしてはいけないのでしばらく”ファニーの喋るサメのペット“となるだろう。
宇宙船に乗る少し前アクトロシーの持っていた端末(ウェアラブル)のバイブレーションが鳴っていたが、
彼女が確認したのはそれからしばらく経った宇宙船に乗って、サースペンド星ラチーク王国に帰る途中だった。
あまりしつこく実の父親シアルジードを心配してターボ(エヌスク)が泣き出した。ターボ(エヌスク)父がマスターレバーに殺されると本気で思っている。
本名がエヌスクだと知って宇宙船のライセンスが無効状態になってしまっていること、他にウィンガルーダ星でしたかった事なんてもうどうでもいい、父が心配だ。
が、アクトロシーもついさっきまで同乗していたファニーやマックスも、皆今までたくさんの”足蹄猿(ヴェルフェゴイド)”を殺して来たテロリスト(殺し屋)が殺されるなんて、考えてはいなかった。
泣いている彼を見て少し流石に異常を感じ宇宙船をオートパイロットに切り替え、ようやくアクトロシーは、端末(ウェアラブル)を確認したが
彼女は目を疑った。まさか信用していた使用 蛇(ニン)エイセーブが足蹄猿(ヴェルフェゴイド)に味方するアオリード族だったとは思いもしなかっただろう。
連絡があったのは彼女の義理の父サースペンド星ラチーク王国王テロス王からだった。
アクトロシー姉貴(姫)はシアルジードさんの言ってたこと、聞いてただろうけど酔ってたし
その頃エイセーブは監獄惑星カアティーに到着、シアルジードのアジトの住所がマスターレバーの牢を開けるパスコード、彼は思いっきり牢から出て待っていた
そしてエイセーブは看守に気がつかれないように宇宙船を25kmもマスターレバーの牢から離れた場所に止めていだが、
魔力サイボーグcar身の蛇なので問題はなく、マスターレバーをレッカー1匹1体の悪魔は宇宙船を停泊した場所を目指す
死を悟っているシアルジードは、今夜妻フィットネと娘ヴェーゼに事情を説明する。