前回の内容はこちら⇒地球編第七話 人間の都会に足蹄猿(ヴェルフェゴイド)現る
ターボ=レンジはストライカーをレッカーし
エヌンはエブリンをレッカーしている。
例の足蹄猿(ヴェルフェゴイド)3体がいる場所へと
向かって100km/hを超えるスピードで走っていた。
距離は、ストライカーの基地から約120km北西、
人間が大勢いる都会である。
足蹄猿(ヴェルフェゴイド)の連中が人間を
蛇に変えてしまおうと企み結界の
プロジェクターを起動しようとしている
このプロジェクターは日没ともに起動するようで、
ターボが5日前、破壊したものの3倍の威力がある
とのことだ。…
人間(ホモサピエンス)が多くいる都会にて…
走ること約120km都会についた
ストライカーは奴らのいる場所をレーダーで
探っていた
(Car身の蛇装甲車の能力車種)
ストライカー…♂
(Car身の蛇スポーツカーの能力車種)
ターボ=レンジ…♂
(Car身の蛇軽自動車の能力車種)
エヌン…♀
120km/hだしたけど余裕余裕。
エヌンは少し疲れていたターボはエヌンのことを考え120km/h近く出すと言っていたが、実際瞬間的にそれ以上は出ていたようで。少し無理をさせてしまったかもしれない。
(バギースネーク Car身の蛇の前駆体)
エブリン…♀
ストライカー…♂
次の瞬間その人間(ホモ・サピエンス)は
白色のボディーが気になったのか、エブリンを手に取り触りはじめた
と思うかもしれないが、ストライカーは先に行ってしまっていて気が付かなった。かつて片目を失明してしまっている彼には、死角に入って気が付かなかったのだろうか。
エブリン…♀
降ろして降ろして!!降ろして!
(car身の蛇の蛇 軽自動車の基本能力)
エヌン…♀
地球育ちのエヌンも人間を見たのは生まれてから数回しかない。蛇を怖がる生き物であるはずなのにいきなり触ってくるのは普通ありえないことだ。
人間は足蹄猿(ヴェルフェゴイド)と違って蛇やトカゲその他動物ににすすんで危害を加えるような動物ではないしかし、
こちらの感情や言葉を理解できないので誤って殺してしまうことも
ある危険があるのだ。
この人間はエブリンを顔もとに近づけた。
ジタバタと暴れて、顔は今にも泣き出しそうだ
人間(ホモ・サピエンス)…♂
訳:かわいい白蛇だなぁーこいつ
顔がくりくりしてる。
(バギースネーク car身の蛇の前駆体)
エブリン…♀
(car身の蛇の スポーツカーの基本能力)
ターボ=レンジ…♂
そしたら45km/h以上で走るぞ
トップスピード61km/hのエブリンならできるよな。
.
エブリンはターボの指示を聞き
一瞬の空きを見つけて、人間の腕の方へと頭を運び、腕に軽く噛み付いた。
人間(ホモ・サピエンス)…♂
.
訳:うわっ..痛テテテテ…
ターボ=レンジ…♂
.
エブリン、エヌン、ターボは
瞬時に バーンを発動(=ギアを入れ)て
狭い路地を45km/h以上。
急いで、ストライカーの行った方へと向かった。
人間(ホモ・サピエンス)…♂
≪≠±⊄⊄∞ξςρΦΗΨΧ%≧∃[)‡∆¤
訳:おい待て逃げるなかわいい白蛇ちゃん。あとそれ以外の2匹も…
蛇としてはありえない速さだ。奴ら捕まえて飼おう。
足蹄猿(ヴェルフェゴイド)のいるビルの廃墟廃墟前
なんとかストライカーと合流できた。
エブリンは必死で逃げて来たが、さっき人間に触られたいた感覚に恐怖感を感じ震えている。
ターボ=レンジ…♂
後ろ振り返ってくれよ!!
エヌン…♀
こんなに震えちゃってる。
エブリン…♀
(car身の蛇 装甲車の能力車種)
ストライカー…♂
エヌンとターボにも怖い思いさせちまったなぁ。
ストライカーはうっかりとついてきているものだと思って先に
行ってしまっていただけだった
しかし、彼の表情は興奮状態だった危ないことをしてしまったと
酷く動揺したのだろう。
ターボ=レンジ…♂
エブリンがなぁー。怖くて震えちゃってるししばらく
エブリン、クチきいてくれないかもよ。
エヌン…♀
ストライカー…♂
エブリン本当…すまなかった。
お願いだ、許してくれ!!
エブリン…♀
ストライカー…♂
エブリン。
こうして、足蹄猿(ヴェルフェゴイド)のいるであろう廃墟になったビルの前
仲間割れの状態を解消して、中へ突入した。
廃墟のビルの屋上…
テバクルとベインがターボ=レンジたちの動きを監視していた。
(足蹄猿(ヴェルフェゴイド) レベル6)
テバクル…♀
(足蹄猿(ヴェルフェゴイド) レベル18)
ベイン…♂
テバクル…♀
エヌスクの父シアルジードに
殺されてしまいかねません。
ベイン…♂
すぐには来ない。
あとニチボツまで10分っていうところだろう。
この結界のプロジェクターを起動をして地球人を蛇にするのがミッションだ。
テバクルはベインが心配なようだ、彼女としては信用していた上司であるベインが
殺されるのを見たくないのだろう。
カテドラが、人間を捕まえてきた
そいつは先程エブリンを手に取り触っていた奴だ。
きっとターボ=レンジ(エヌスク)達の後をつけてこの廃墟になっているビルに
侵入してきたのだろう。
(足蹄猿(ヴェルフェゴイド) レベル2)
カテドラ…♂
人間(ホモ・サピエンス)…♂
訳:離せ!!やめてくれ!死にたくない!!
ベイン…♂
今下から蛇4匹が上がってくるだろうから奴らの前で、そいつを蛇にしてやろう。
“ビュー…”
下の階からストライカーが
ベインを目掛けて毒を放った。
ターボ=レンジ…♂
ターボ=レンジ達4匹は
ようやくビルの屋上に到着した、
まだ結界は起動されていないが、
もう夕日は沈んてしまいそうだった。
時間がない…
エブリンとエヌンはさっきの厄介者が捕まえられているのに
目がいった。
エブリン…♀
ベイン…♂
エヌスクじゃないかぁー。会えて嬉しいぞ。
仲間を連れてどうしたんだ。
ちょうどいい、結界を起動する前にこの人間を蛇に変えてしまおうと思うから見てろ。
ベインは持っていた魔法薬を
ターボ達4匹に自慢するように見せた。
ストライカー…♂
エヌン…♀
ターボ=レンジ…♂
まさかそいつに..やめろ!!
カテドラ…♂
テバクル…♀
人間を蛇に変えてしまおう魔法薬を持っていて
拘束されている “エブリンに触っていた人間”に
今にもぶちまけようとしている
人間の方は殺されると思っているのだろうが、死にはしない。
蛇になってしまうのだ。
もう人間は怖くて声も出ていないようだ。
エブリン…♀
その人間を蛇にしないで!!
人間怖いから、
人間も蛇怖いから!
やめて。。。。
“バッシャーァァァン”
人間に襲われて恐怖感を感じていたエブリンが
大声でやめるように叫んだものの
魔法薬は、ぶっかけられた。
次回⇒地球編第九話 エヌスク発狂 結界の起動を止める
To be continued.