ストーリー

地球編第七話 人間の都会に足蹄猿(ヴェルフェゴイド)現る

前回の内容はこちら⇒地球編第六話 ストライカーの基地

5日間ターボ=レンジエヌンエブリン
かつて人間に軍事用の毒蛇として飼われていた
ストライカー蛇穴(ハウス)兼基地で過ごした、

ストライカーは地球にいる
足蹄猿(ヴェルフェゴイド)の動きを監視していたが
はあまり目立った動きはなく、
ターボ精神状態も落ち着き
取り戻し、会ってからまだ日が経っていない
エヌンともう数年の付き合いがある
知り合いのような関係のような仲になった。

エブリンは相変わらず基地に来てから
毎日駄々をこねていた。どうも
ターボがいると、赤ちゃん返りしてしまう
のだろうか?信用できる
相手だと駄々っ子になってしまう。

しかし、
ストライカーの世話になって5日目の夕方
人間たちが多くいる地点で
足蹄猿(ヴェルフェゴイド)による問題が起きた

人間が多く生活する都会にて


(足蹄猿(ヴェルフェゴイド) レベル18)
ベイン…♂

っちお前らのせいで蛇ども
結界のプロジェクター奪われちまって、

(足蹄猿(ヴェルフェゴイド) レベル6)
テバクル…♀

申し訳ありません、ベイン様。しかし
あのテロリスト、シアルジードの息子エヌスク
地球にいるなど想定外でして…

ベインは先日倒したテバクルと
カテドラの組長のような奴だ、
彼は当然だが5日前にターボ=レンジ(エヌスク)たち
結界のプロジェクターをパクられてしまった
事に関して酷く腹を立てていた。

しかし彼らとしてもまさか
悪名高い優れたテロリストの
シアルジードの息子
エヌスク地球に来ているというのは
想定外だった。
ベイン…♂

ったく想定外だったら、何でもいいっていうもんじゃねーからな。、
いいかお前らこのベイン様実力を見ておくがいい!!

エヌスクを倒そうものなら、シアルジード
よって殺されるのは当たり前の話だ…
それでは、無理はないと感じたのか、
ベインの怒りは少しおさまった。

(足蹄猿(ヴェルフェゴイド) レベル2)
カテドラ…♂

先日盗まれたものの3倍
30km圏内の人間を蛇に変えてしまうプロジェクター
配備完了いたしました。

争攻撃(戦闘力)は低いが機械いじりが得意
カテドラはここ5日間の間に、3倍強力な
結界のプロジェクターを制作していた。

ベイン…♂

ああーSun(サン)が見えなくなる
ニチボツ“次第に起動
しろ、

カテドラ…♂

はい!ベイン様これで人間どもは蛇に….


ベイン
カテドラ浮かれていた
しかしテバクル少し冷静だった、
彼女は、5日前にエヌスクの必殺技
エヌエステロステール
を喰らって意識をうしなっているということもあり
あの危険極まりない白蛇がまた来るかも知れない
と考えると、彼女は少し怖くなった

まぁーいわゆるトラウマってやつだなぁ。

生ぬるい風が吹く人間の都会の片隅…
テバクル
は少し怖がった顔を
して、ベインに尋ねた。

テバクル…♀

エヌスク結界に気がついてまた来て
しまうのではないでしょうか?

ベイン…♂

あぁー..のアジトから
100km程しか離れてねー
しな、が来たら俺がエヌスク始末する。
安心しろお前がシアルジードに抹殺される心配はない

テバクルは、ベインに向かって微笑んだ。
テバクル…♀

ベイン様ぁー!!

彼女は、どこかエヌスクと似てトラブルに弱い
のかも知れない、ベインの実力をもってすれば、
エヌスク(ターボ=レンジ)程度の相手
倒すのは無理はないのだろうが、

そのころ、ストライカーの基地付近で、
ターボたち4匹はほのぼのとした夕方
向かえていたが…ストライカー
用心深くレーダーを携帯している

ストライカーの蛇穴(ハウス)兼基地付近にて…

エヌン…♀

もうそろそろ帰らない?
5日ストライカーさんお世話になっちゃってるしさー

ターボ=レンジ…♂

うーんまぁ足蹄猿(ヴェルフェゴイド)
ここ5日動きはなかったし、帰ろうかぁー
あの結界のプロジェクターウィンガルーダ星のテロリストから
の5日前の連中に渡った可能性が高いなぁー

5日前、ターボだけが気が付いた
暗号が、解けたわけではないのだが、
頭の中のモヤモヤを整理した彼なりの結果だが、
記号はテロリストを表しているものらしい。

エブリン…♀

じゃぁあれってターボ兄ちゃんの
お父さんの知り合いが持ってたってこと?

ターボ=レンジ…♂

うーんどうだろ?、テロリストって言っても
ウィンガルーダ星内でもいくつかグループがあるからなぁー

ずっとレーダの画面とにらめっこ
していたストライカー驚いた形相をして
しゃべった。


ストライカー…♂

やっとか…おいターボ..5日前足蹄猿(ヴェルフェゴイド)動きがあった

ターボ=レンジ…♂

えっあいつらが!なんでまた

驚いたものの、
ターボとしては想定内だったので
パニックにはならなかった。
結界のプロジェクターをパクッて
来ているし、テバクルを意識喪失まで
追いつめている

何よりも、奴らの「地球人の蛇化計画」は
まだ、中止されたわけではないからだ。

ストライカーは説明をしはじめた。

ストライカー…♂

あぁ、距離はここから北西120kmくらい。
人間の都会だ、今ここにあるプロジェクターよりも
3倍強力なやつ
人間を蛇に変えようとしていやがる…
日没と同時に起動する気だ

エヌン…♀

日没って…まであと1時間半くらいしかない!!

ストライカー…♂

マズイな、いまさらなんだが俺最高速度105kmくらいしかデネェんだ、間に合わないかも知れん

(バギースネーク car身の蛇の前駆体)
エブリン…♀

私なんて61km

今までと違って、
ターボ以外の3匹がパニックとまでは
行かなくても、困っているようだ。

ターボは夕日を見ながら、5日前の彼とは
比べ物にならないくらい冷静だ。
数秒後生ぬるい風を浴びながら….
car身の蛇の能力ギアをいれた。

car身の蛇(リザライド)やバギースネーク 神の蛇 神蟲の等”バーン”を操れるものはバーンを発動することを、ギアを入れる
という。ちなみに、必要ないときはバーンは発動していない。

ターボ=レンジ…♂

なーんだそんなことか、ストライカーさん
Car身の蛇だったら蛇かトカゲ1匹はレッカーできるだろ?
エヌン
エブリンレッカーしてくれ!!

エヌン…♀

分かった、エブリン尻尾につかまって!

ターボ=レンジ…♂

ストライカーさん僕がレッカーしよう
ルート案内を頼む!!

驚くほど冷静だ、
ターボ自身も誰かに喋らされている
ような感覚になっていた。

(car身の蛇 装甲車の能力車種)
ストライカー…♂

ターボ…お前パニックにならずに
的確に指示できる
じゃねーか。5日前とは大違いだ。

(car身の蛇 スポーツカーの能力車種)
ターボ=レンジ…♂

さぁーて何のことやら
エヌン120km/hくらい出すかもしれないけど大丈夫か?

(car身の蛇 軽自動車の能力車種)
エヌン…♀

軽自動車の基本能力をナメないでよねスポカさん

エヌンギアを入れ
高らかにバーン空ふかしをした。

スポーツカーの基本能力のターボにも
劣らない迫力のある音に、ストライカーはビビった。

エブリン…♀

エヌン姉ちゃん…怖い

こうして、大急ぎでストライカーがルート案内をしながら、
北西120km地点にある、人間が住む都会に向かった。
ターボ=レンジ5日前よりも成長していたようだ。

注意!!
軽自動車の基本能力を持つエヌン
120km/hでレッカー出来るのは、
彼女が“バーン”という架空エネルギーを使って
ガソリンも飲めるCar身の蛇だからであって、

間違っても人間の乗る軽自動車の車(Car)
時速120kmでレッカーしたらダメだ
事故を起こしても一切の責任を負わないぞ。

次回⇒地球編第八話 ホモサピエンスのストーカー

To be continued.

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M.O
こんにちは、こんばんは おはようございます。 当ブログGalaxy scale pythons(星々の白蛇伝) 代表 M.Oと申します ※M.Oはイニシャルです。 当ブログでは、主に蛇等爬虫類と虫 をキャラクターにした物語 トレンドや話題の内容、 ランナー向けのトレーニング の三種類を扱っています。 物語の内容 物語はオレンジ色のラインが2本入った "ターボ=レンジ(エヌスク)"と 純白の白蛇 エブリン=アスマーとその仲間が いくつもの星を旅して強くなり成長していく、 SFだけど魔力が存在する神話 になっています。 (詳細は記事または、僕にお尋ねください。) 物語の原案 原案は2017年6月17日の朝に見た夢で、 そこから構想すること2~3年 ようやく頭の中でまとまってきたところです 飼育はしていません 蛇好きですが、蛇も蟲も今現在飼育していませんため、 全くの知識皆無ではないもののあまり 詳しいことは分かりかねます。 ブログ内では、一部の コンテンツを除き多くの記事で 破壊神龍ロンローと そのビジネスパートナー である創造神リー=ハイシャン が案内人をしています。 (アイコンの緑の龍がロンローでその 前に立っている女神がリー=ハイシャンです)