前回の内容はこちら
エブリンは自分の部屋で荷造りをした。帝(ミカド)の許可でエブリンの両親に自分は偉大な巫力者(シャーマン)だと欺いてエヌスクは彼女をさらって行くのだが
彼女は蛾の神蟲(サーバーバグ)の幼虫レムアからもらった鬼恩(onion)を持って行く気だ。
鬼恩(onion)は検索で出て来ないサイト、ダークウェブに接続できることに加えて、思考考え方まで危険にしてしまうそんなツールだ
が彼女は精神的には変わってないとエヌスク(ターボ)に言った。元から誘拐されてまで巫女を継ぎたくなかったようだ
エブリンは神社の娘だがあまり神々について親から教わっていなかったので、銀河系の最高神 帝(ミカド)も先ほどエヌスクが、言っていて初めて知った
2匹は荷造りを終えたようで、下の階へ降りたたらエブリンの両親が屋外で何やらスピーチを行っていた
本来なら今日はエブリンの巫女継承の日なのだが急にエブリンの門出の会に演題変更で神社に集まった多くの爬虫類からのブーイングが止まない
そんな状態でエブリンの父サノオスから強引にマイクを渡され、エブリンと修行する師匠として一言スピーチをおこなったら
ブーイングは止んで、暖かい拍手の音と2匹の通る道があけられた。
エブリンこれからエヌスク(ターボ)にさらわれて行くのにもう迷いはない
最後にエブリンは父サノオスに小さい頃に言っていた「破壊神ロンなんとか」について聴いてみた。神々のことを頑なに隠している両親から唯一、聞いたことのある上界(ジョウカイ)の神
それは破壊神ロンローだった。
それから魔力サイボーグであるエブリン、エヌスク蛇2匹は、エンジンスタート
道を駆け抜けて林の中で完全犯罪をお互いに祝った。
エヌスクがいうには両親に巫力者(シャーマン)だと欺いたものの、帝(ミカド)の声が聞こえるため本当にシャーマンだとも言えなくもないそうだ
「いろんな星を旅しよう」と2匹で甘いやり取りをしているときに背後から迫ってくるターボ(エヌスク)は友達レイチェリフとノートルの存在に気がつかなかった。
そして、さらにちょっとした災難が彼を襲う、”ガス欠”となってしまったのだ
がしかし少し仲違いしていたノートルに、レッカーしてもらいコーアンの販売店へ向かった
先ほどムライサーのアクション劇場にいたバッチチはいったい何をしにヤマドナツ星に来たのだろうか?
彼が来た目的はレムアに協力を求めに来たのだ。
本来神蟲(サーバーバグ)しか知り得ない種族転換装置の技術が、足蹄猿(ヴェルフェゴイド)に渡ってしまったようで
そのことで弟子であるレムアに協力してほしいと頼みに来た今その技術で魔力爆弾が作られているところまで知っているが
その爆弾の使われ道は不明。種族転換装置自体は取り戻していて彼の宇宙船の中にあるとのことだ。