これはseason246年(地球人の暦で2046年)の10月性別不詳の地球人が、銀河規模の文明を持つ蛇になり蛇として生きていく物語
ちょっと前回第三話の要約は長くなってしまったので
⇒こちらにまとめました。
短く言うと前回バッチチの巣につれて行かれて姉貴(アクトロシー)がいて、
バッチチから地球で起きてるトラブル”足蹄猿(ヴェルフェゴイド)による、地球人蛇化計画とレムアの事情についていろいろ説明を受け ターボ(エヌスク) 、エブリン、アクトロシー、バッチチ4匹は早速地球へ という形ですが 個蛇的にいくらなんでも省略しすぎに感じます。すみません…
前回の内容下の合わせてよみたいをご覧ください。
Table of Contents
地球へ向かう宇宙船(コズミックカープ)船内
一通り事情を説明を受けたターボ(エヌスク)とエブリンはアクトロシー同行でバッチチの宇宙船コズミックカープで 地球へ向かっていた、あと2時間半程かかる
船内でアクトロシーはターボ(エヌスク)の子蛇時代の頃の話をエブリンと喋っていている
もちろんターボ(エヌスク)は、エブリンとは結婚してない まだエブリンは成蛇には見えない思いっきり幼体(コドモ)。
しかも彼女はさらわれることを望んで連れている、一応人質で自分は誘拐犯。だが周りからはどう見てもカップルに見えるし、エブリンは彼が好きだ
実質的にエブリンとアクトロシーの関係は嫁姑に近いのだろう
女子2匹にいじられないように、彼はアジトにいる家族に連絡をし終えた。
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
バッチチ…♂
それ怒られたって言うんじゃないか?..なんかゴメンよ
エブリン=アスマー…♀
エブリン空吹かし
↓↓
BoonBoon
アクトロシー…♀
……ターボもこっちいらっしゃい
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
こっちはビグビクしながら連絡してるってのに。
エブリン=アスマー…♀
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
バッチチ…♂
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
バッチチが不機嫌になってしまったターボ(エヌスク)を見てすかさずハイオクを持って来た。
少し彼は興奮してしまっている。
エブリンとアクトロシーこの2匹に共通しているのは親を蹴ってでも家から出たか出ようとしてたか、しかしターボ(エヌスク)は家族好きだ怒られたくないのだ
船内の奥へ行ってブツブツ言いながらトグロを巻いて頭を抱え込む、思ってた通りだ怒られた当たり前だ彼の家族は レムアが足蹄猿(ヴェルフェゴイド)側に寝返ったとしか情報がない、当然その師匠にあたるバッチチも信用してないのだろう
怪しい神蟲が、息子とそのパートナー連れて行ってしまった。と思っているのかもしれない、ウエアラブルでその趣旨を説明して連絡をしたが こっぴどく怒られながらそのまま通話終了したのだろう
あと不機嫌なのは好きな相手の前に関係することで、もう一つ理由があるよ。
エブリン=アスマー…♀
バッチチ…♂
いやそういう訳じゃないだろうな、納得がいかなくて不機嫌なんだ、あと悪いけど確かに彼が姫と一緒に行きたくないのも何となく分かるよ、
エブリンの前では強くありたかったんだろう
けど、子蛇の頃のピピピピピって泣いてたり、自分の尻尾追いかけてグルグル回ってたなんて話後ろで言われたら、ショックだっだんだよ
アクトロシー…♀
バッチチ…♂(小声)
エブリンがいなかったらさっきみたいな話してても問題ないかもしれないけど、彼女の前で恥ずかしかったんだろうなぁ。
エブリン=アスマー…♀
私はエヌスク兄好き
バッチチ…♂
エブリン=アスマー…♀
あっけなくエブリンはターボ(エヌスク)を好きと言ってしまった。のでバッチチはそこまであっさりと異性を好きと言ってしまうのには驚いていた
恋愛的な意味ではないのかもしれないが、好きなので好きだと言った彼女的にはそれだけのことだ、
アクトロシー…♀
アクトロシー…♀
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
エブリン=アスマー…♀
ターボ(エヌスク)はまるで赤ちゃん返りしてしまっているとも感じられ、エブリンの方がお姉ちゃんのようにすら見えて来てしまう。がそんなことはなく
今ピピピピピ言ったのはエブリンがウケるかもしれないと思ってしたことだ そしてブツブツ言いながら嫌だと言いながらも女子2匹の方に近寄った
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
ターボ(エヌスク)空吹かし
↓↓
BOOON
さすが魔力サイボーグで能力車種がスポーツカーだ。空吹かしで船内が揺れた
アクトロシー…♀
エブリン=アスマー…♀
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
バッチチ…♂
アクトロシー…♀
バッチチ…♂
まだ地球までは2時間半くらいかかるからリラックスしてていいよ…あっウェアラブルが鳴ってる
ストライカーGからバッチチのウェアラブルに連絡が入って来ていたようですかさず鳴っているウェアラブルを取った
組長ストライカーとバッチチとのやりとり
ストライカー…♂
バッチチ…♂
ストライカー…♂
バッチチ…♂
(通話中…)
ストライカー…♂
被験体として蛇にされちまった地球人16人がいるのもおそらくその基地だ
バッチチ…♂
ひとまず僕は蛇になった地球人を即元に戻すためにB班に行った方がいい、同行してるエヌスクとエブリンにはA班で行けるか?
ストライカー…♂
エブリンがパイナップル(手榴弾)とかダイナマイトは使うだろ?
あいつギャングだってのに爆発が怖いって言ってるしな
(通話中)
バッチチ…♂
ストライカー…♂
だなぁ。あいつもエヌスクとエブリンと活動するの楽しみだったらしいが
今回はしくじったら大事だし、エブリンに無理に使うななんていえねぇし仕方ねぇな。
じゃぁなバッチチ、2時間半後でガラパコス諸島で待ってるぞ
バッチチ…♂
(通話終了)
バッチチ…♂
エブリン=アスマー…♀
アクトロシー…♀
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
戦い方を変えたらエブリンは戦力外になっちゃうぞ。
無謀なことを言っているように感じたアクトロシーとターボ(エヌスク)すぐ首を振りながらそう答えた。がエブリンは、自分が我慢すれば済む話と考えた。 でも無理だ年上の2匹がいうように、いきなり戦い方を変えたら戦えなくなる。
それで少し不満で口を膨らませながら、何でロジャーは爆発が嫌いなのか考える
エブリン=アスマー…♀
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
アクトロシー…♀
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
過去に何か爆発でショックを受けちゃって…食べ物のアレルギーみたいなものだろうなぁ、“爆発アレルギー”って感じなんだと思う
バッチチ…♂(心の声)
にしても相変わらずレムアはしっかりしてるなぁ、連絡入れてたのかぁ…。
無事計画が進行中だレムアも問題なく脚蹄猿(ヴェルフェゴイド)のスパイ活動を続行中でしかも協力要請したギャング”ストライカーG”に連絡を入れてしまうほどなので、余裕な様子がうかがえる。
足蹄猿(ヴェルフェゴイド)の基地にて
ここは、月にある足蹄猿(ヴェルフェゴイド)達がいる基地だこの基地には、既に被験体として地球の各地から集められた地球人が蛇にされ連れ去られている
レムアはこの基地内では、”マサージョ”と名乗りスパイ活動を行なって上手く潜り込んでいた。
基地の窓から地球を眺めていたレムアの横に地球人蛇化計画を指揮するボスの弟アーケリーがやってきて、レムアことマサージョを不機嫌そうににらみつけてきた
レムア(マサージョ)…♀
(ヴェルフェゴイド レベル18)
アーケリー…♂
レムア(マサージョ)…♀
でもこれ神蟲(サーバーバグ)しか知らない技術だと思うんだけどどうやって技術入手したの?
アーケリー…♂
ただの(ダーク)ウェブサーバーの幼虫が知る必要ない、
黙ってウェブサーバーはウェブページ見せてくれればいいんだ。
レムア(マサージョ)…♀
仕組み知らないけど、ウチら側の技術だよ 出どころくらい教えてくれたっていいじゃん
アーケリー…♂
レムア(マサージョ)…♀
彼女は爬虫類側が通常の検索ではヒットしないコンテンツ”ダークウェブ”を扱うサーバーをしている、
しかし相手は銀河の悪魔とも呼ばれることがある足蹄猿(ヴェルフェゴイド)なので、彼らからしたら普通の⇒ウェブサーバーだ
アーケリー…♂
神蟲だろうがなんだろうが雇用者のお前なんかより偉いんだよ、通信速度も上げれねぇで
何が神蟲だ ただのでかい虫じゃねぇかよぷよぷよの腹に、モコモコとした動きキモいんだよ。
あっち行ってろ!ザコ幼虫がぁ
レムア(マサージョ)…♀
そんなんじゃ地球人の蛇化計画は”おじゃん”(台無し)だね
アーケリー…♂
(ヴェルフェゴイドレベル11)
カテドラ…♂
アーケリー…♂
コイツに身分ってヤツを教えてやれ
カテドラ…♂
アーケリー…♂
レムア(マサージョ)…♀
クビ覚悟でいうけどアンタただの暴言野郎じゃん ってか今こっちから クビにしてくださーいってお願いしたいとこだよ。今のはアンタが…
カテドラ…♂
大変申し訳ございませんアーケリー様、即マサージョを調教して参りますのでしばしお時間を…どうかお許し下さい。
カテドラは凄い勢いでアーケリーの機嫌を取るために土下座をして、声が震えていた
カテドラの土下座は頭が基地の床にめり込むんじゃないかと感じるくらいしかも泣きっ面、3分以上に渡って
「なんでも致します」や「誠に申し訳ございません」「大変失礼致しました」「お許しください」をランダムに必死で連呼のオンパレード。
レムア(マサージョ)はそれを見て少しひいてしまった。 土下座する必要なんか全くない。ましてやカテドラは謝る立場ではないはずだ。
もう何がなんだか分からなくなった頃に、やっとアーケリーは気分が良くなったようだ
アーケリー…♂
もう少し詫びのタイミングが遅かったらうっかり殺してたかも知れなかったな。
カテドラ…♂
アーケリー…♂
レムア(マサージョ)…♀(心の声)
耐えろウチ!
defender system code797 identity defender type-obey
booting…booting…
booting complete. start protect identity for stress .
訳(ディフェンダー システム 797番 自我ディフェンダー:服従 型 起動中…起動中…起動が完了しました。 ストレスから自我の保護を開始します)
アーケリー、コイツに対して不機嫌な思いをさせてしまったら殺される可能性がある
自分は神蟲(サーバーバグ)だから脳にアクセスもできる、最悪禁止コマンドで脳死にして殺すことも可能だが下手に刺激してしまったら危険、地球人16人が蛇にされていて、地球には
七都市の魔力兵器が仕掛けられてる。
下手に感情任せに動いてしまったら、蛇化された地球人は殺され、さらに仕掛けられた魔力兵器を使われ数億人が蛇になってしまう。
がしかしこのままでは自分の自我が崩壊してしまうと感じた。
レムア(マサージョ)は既に自身にインストール済みだったであろう”ディフェンダーシステム797番コマンド”を起動、服従状態に強制的にしてしばらく耐えることにした
797番コマンドの効果
アーケリー…♂
レムア(マサージョ)…♀
暴言野郎はカテドラです。
アーケリー…♂
レムア(マサージョ)…♀
アーケリー…♂
レムア(マサージョ)…♀
レムア(マサージョ)…♀(心の声)
レムア(マサージョ)…♀
アーケリー…♂
レムア(マサージョ)…♀
なんとか怒りはおさまったようだ、些細なことでカッとなってしまい、おそらく部下を今までに数知れず殺して来ている奴であることが伺える。
一応足蹄猿(ヴェルフェゴイド)は爬虫類を殺しに来ることは普通なことだが、同種の殺し合いは基本しないはずだ
が彼はそんな事はなく、爬虫類だろうが同種だろうが自分の機嫌を損ねたら殺しにかかってくる。
そんな恐怖感を感じながら、レムア(マサージョ)は彼らのウェブサーバーを担い続ける
地球編第五話ガラパコス諸島到着地下のストライカーGの基地、ロジャーA班になる
To be continued..