これはseason246年(地球人の暦で2046年)巫女を継ぎたくなく、エヌスクに彼女が望んで誘拐されていく小さな白蛇の話。
前回の内容の記事の要約は⇒こちらへ下の あわせて読みたい が、前回の記事(第五話本編)です
Table of Contents
アサックサーキットにて…
(リザライド:ミニバンtype)
オート=ノートル…♂
くらい真っ暗になってるぞ ダメだやめよう
(Car身の蛇 クーペの能力車種)
レイチェリフ…♀
(Car身の蛇 スポーツカーの能力車種)
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
それにエブリンの状態に比べたら夜中に走るなんて屁でもない
レイチェリフ…♀
あの子言い訳せずに周りに何言われようと巫女を継ぎたくないようね…
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
巫女継ぎたくなくてあんなできるって凄いさぁ。
ターボ(エヌスク)とレイチェリフはサーキットのコース外でエブリンのことで話しだしそうになっている。
この2匹が走りたいからと言って来たノートルとしては、サッサと走って終わらせてほしいところだろう。
いくらcar(車)の擬蛇化、擬爬虫類化と例えられる魔力サイボーグの爬虫類でもサーキットで走るのが嫌いな車だっている
もうヤマドナツ星のを照らす恒星アマティラミスはすっかり日沈。遠くの方に夕闇が残るだけでアマティラミスは走りたい2匹が思っている程のんびり屋さんではなかった
が、もちろん引き返すことなくサーッキトのピットに向かって行った
アサックサーキットのピット
(リザライド:ミニバンtype)
オート=ノートル…♂
(Car身の蛇 クーペの能力車種)
レイチェリフ…♀
オート=ノートル…♂
出るだろうが俺はミニバンで150km/hも出せないぞ
だいたい普段サーキットでなんか走ったことないし何が楽しいんだ。危ないだけだろ
(Car身の蛇 スポーツカーの能力車種)
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
オート=ノートル…♂
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
レイチェリフ…♀
レイチェリフは牙灯(ファングライト)をつけて少し吹かしてアサックサーキットの
コースに入っていった。
牙火(ファングライト)は夜間走行するときに魔力サイボーグがつけるものだ。牙が光りこれはクチを閉じていても十分明るい
彼女のトップスピードは252km/hある能力車種はスポーツカーではない。が、習慣的に走っているため、このスピードだ
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
以外に何か感じるんだよだぁ… 巫力(シャー)かなこれ
オート=ノートル…♂
昔ヤマドナツ星ここポデン国の隣スチユロから逃げ出したのも。生活が嫌になったからなんだ。((+_+))こーんなクソトカゲ全力出しても無意味なんだよ
ターボ=レンジ(エヌスク)
少なくてもクソだったら…ノートルここまで来れない。いいから走るぞ、早く牙灯(ファングライト)つけてくれ!。
オート=ノートル…♂
アホスポカめぇ・・・こんなクソトカゲに構ってないでサッサと走ってくりゃいいだろ。
ターボに尻尾をつかまれて強引にサーキットのコースまで引っぱって行こうとする。ノートルはターボ(エヌスク)にはどう見ても疲れていたり、気が向いていないから走りたくないというわけじゃなかったようだ、
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
ノートル1周だけでもいい!そのクソトカゲっていう劣等感を倒すんだ、思いっきり走ったらハイになれるぞ
(リザライド:ミニバンtype)
オート=ノートル…♂
(Car身の蛇 スポーツカーの基本能力
ターボ=レンジ(エヌスク)…♂
あと自分をクソトカゲって呼ぶの禁止、王族の養子として命令する。
そういうと、ターボ(エヌスク)は我慢できなくてノートルをおいてサーキットに入っていった。レイチェリフと競ってる気はないが追いつきたい、
トップスピード308km/hで0-100km/h加速は3.31秒の記録を持つターボは追いつけるだろうか?
ノートルは渋々…内心かなり嬉しく感じて少し遅れてコースに出て走りだしだ。
日没後でもちらほらと走っている。アサックサーキットの周囲のライトが明るくコースを照らしている。
こんな楽しんでいる間でも足蹄猿(ヴェルフェゴイド)達は明日のエブリンの両親とターボ(エヌスク)
殺害に向けて準備を進めている。
足蹄猿(ヴェルフェゴイド)達のアジトにて…
(アオリード族)
(猫のヘンゲリストのワニ)
カミーラ…♀
(足蹄猿(ヴェルフェゴイド)レベル 11)
カテドラ…♂
疲れてそうな。
カミーラ…♀
明日の件も私にさせて下さい。
(足蹄猿(ヴェルフェゴイド)レベル5)
ボーマン=リーナル…♂
すかさずアジト内にある洗面所に顔を見に行ったカミーラ。確かに顔色が悪くなっていた、
貧血ではない彼女のように動物に化けれる爬虫類ヘンゲリストは化ける
際にも戻る際にもかなり魔力の負荷がかかる。
まして、彼女ひとりでヤマドナツ星に来てから数時間もエヌスクの捜査で泳がせていたのもあっただろう。
カテドラ…♂
そこのバックヤードについてきてくれ。
カミーラ…♀
カテドラ…♂
カテドラはカミーラにリモコンを渡した。killフタモモをコントロールするためのものだ、
何やらメカ的なものに乗せられて操縦するとカミーラは思っていたようなので、
リモコンを差し出されたときに少し安心した。
ボーマン=リーナル…♂
のプログラムコードも組み終わったし、
カテドラさんもカミーラもう寝ましょっかぁー。
カテドラ…♂
(アオリード族)
(ネコのヘンゲリストのワニ)
カミーラ…♀
カミーラとカテドラはその後寝てしまった。ボーマンもプログラムの確認を終えて寝ようと思っていたが
寝ぼけ半分のボーマンは致命的なミスをしてしまった。
“killフタモモ”のプログラムを保存せずに”オープンソース”つまりネット上に公開してしまったのだ。
死に関するプログラムなため通常の検索エンジン(地球人で例えるなら、Go○gleやYa○ooでヒットしないものだ)ではヒットしない、ダークウェブ上で公開されたが
しかし半月前にエブリンに鬼恩(Onion)を渡した蛾の幼虫神蟲(サーバーバグ)
レムアは”ダークウェブサーバー”すぐにそれに気がついた。
アスマー神社、屋外にて…
(一般の蛇)
エブリン=アスマー…♀(心の声)
エブリン=アスマー…♀
エブリンは気が高ぶって歌いだす
あんなにダークウェブや鬼恩(Onion)を持ったりここ2週間毎日さらわれようと、レッドTタワーに行っていたが凄く心は純白、クリアに間違いない。
何せ、手段はさておきもう継ぎたくない巫女を継ぐ必要がなくなり、いろんな星に行ってそこにいる爬虫類らと話せるのが約束されていたような認識だからだ。
エブリン=アスマー…♀
Want to talk meny pythons♪allover the Galaxy♪いろんな星旅するの♪
ごめん母ちゃん父ちゃん♪このとき楽しみたいのー♪will not Inherit shrine ♫…巫女は継がな…」
!!あれあっ神蟲(サーバーバグ)のレムアさん!!
(神蟲モトゥルフ:蛾型.幼虫)
レムア…♀
…いったい(鬼恩)Onionで何やらかしたんだい。
(一般の蛇)
エブリン=アスマー…♀
私ターボ兄と一緒に旅行に行くんだぁー。
エブリンは一瞬止まってしまった、ターボ(エヌスク)
なので速攻で嘘を思いついて言った。
が相手は神蟲(サーバーバグ)、
レムア…♀
エブリン=アスマー…♀
レムア…♀(心の声)
脳にアクセスしたらいやいやこんな時こそ慎重に…やっぱあげたonion(鬼恩)
レムア…♀
エブリン=アスマー…♀
だって言ったじゃんくれるって。
レムア…♀
エブリン…♀
レムア…♀
.
それに遠くの星ってどこ!
エブリン…♀
約束したんだもん
エブリンはムゥーっとした顔をしながら言った。
何やらレムアもまた重要な隠し事をしていると感じられたようで返
レムアこのままでは彼女の両親とエヌスクという名の蛇がkill
不機嫌そうなエブリンこの様子だと貸してくれない
しかしkillフタモモのクラッキングに鬼恩(onion)
※クラッキングとは攻撃目的、相手を困らせて損害を与える目的でプログラムをいじることをいい、古くは神蟲によるクラッキングのみだったため、は悪呪(アクジュ)と呼ばれていた
レムア…♀
…エブリン警告 今鬼恩(Onion)を返してくれたら皆救える。でも返してくれなかったら…あんたの両親はこう。
レムアはたまたま下を歩いていたアリ3匹をレムア踏み潰し殺した。
エブリンにはどうなるかすぐ分かった。
レムアは3匹潰したことに意味がなかったが、エブリンは2匹は両親、そしてもう1匹はエヌスク(ターボ)だと察した。
エブリン=アスマー…♀
レッドTタワー行ったり、鬼恩(Onion)で調べてただけ。…
それで..
でも…なんで、3匹潰したの
(神蟲モトゥルフ:蛾型.幼虫)
レムア…♀
エブリン=アスマー♀
神蟲(サーバーバグ)レムアが先ほどダークウェブ上で確認したオープンソース(公開状態のプログラム)のデータでは、
彼女の両親とエヌスクというあのテロリストのシアルジードの息子を殺すためのプログラムが書かれていたレムアはエブリンの両親とエヌスクが殺されることを既に知っていたが、
なぜエヌスクが関係あるのかが分からなっかったようだ、しかしエブリンがさらわれる気の相手がエヌスクだということでエヌスクの関連性が分かった。
(神蟲モトゥルフ:蛾型.幼虫)
レムア…♀
レムアはエブリンの脳を今解析、確認して言ったがあえて黙っておくおくことにした。もしかしたら別の蛇かも知れないからだ。
エブリンはムゥーとした顔をしている。自分がしたことは悪いこと
という自覚は少しはあったがそれで親とエヌスクが死んでしまうなんて想定外だ。
数分後彼女は鬼恩(Onion)をとって戻ってきた
エブリン=アスマー…♀
あとお母ちゃんお父ちゃんも。
レムア…♀
…急がないとあんたの両親とエヌスクが死んじゃうから
エブリン=アスマー…♀
レムア…♀
エブリン=アスマー…♀
レムア…♀
軽く取り押さえられてエブリンは脳にアクセスされてしまった。クチを風船のように膨らませて御立腹の彼女にレムアは悪いと思いながらも、
心のブロックをかけていなかったので見れるデータは一通り秒速で覗いた。
レムア…♀
エブリン=アスマー…♀
鬼恩(Onion)って作れないの?
レムア…♀
ったくエブリンあんたって子は危険すぎる。…ホント度がすぎるくらい想定外でもエヌスクと仲良くね。…ってことで鬼恩(onion)借りてくよ。
エブリン=アスマー…♀
エブリンにはまだ状況がよく飲み込めなかった、いきなり明日さらわれることを楽しみに歌っていたら、レムアが現れ。鬼恩(Onion)をかさないと両親とエヌスクが死んでしまうなどと
意味が不明だ。
が足蹄猿(ヴェルフェゴイド)たちのロボット“Killフタモモ”を クラッキングしておかないと本当に殺されてしまうのだ
鬼恩(Onion)を貸してもらったレムアは裏山にある巣に大急ぎで戻り、クラッキングの作業を初めた。が
レムアにサーバーとして、あってはならないトラブルが発生する
To be continued.
案内人の破壊神と創造神のミルキーウェイ上界での話
途中で出て来たエブリンの歌い出すシーンから見て取れるようにヤマドナツ編は人質であるエブリンと誘拐する側のターボ(エヌスク)のラブストーリー要素を含むため
甘く危険な関係を崩さないために…ミルキーウェイ上界(天界)、星の重力圏外から見守ることにしました。
争攻力に関しては下のあわせて読みたいからどうぞ
カミーラのように他の種の動物に化けれる爬虫類をヘンゲリストと言いますが、ヘンゲリストは化けるときよりも元の姿に戻る時の方が負担がかかるため、疲労困憊の状態が長引くと化けたっきり元の姿に戻れなくなることがあります。
無理に元に戻ろうとした場合さらに魔力を消費してしまい、もう化けた姿から自力では戻れなくなってしまいます、ボスのカテドラはこのことを知っていたから
カミーラばかりきずかっていてボーマン=リーナルの方に目があまりいっていなかったのでしょう。
鬼恩(onion)でアクセスできるダークウェブにまともに解説していなかったので次回簡単に解説したいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございます。